◆ 夕飯 08 ◆
2010年05月11日 (火)
二度目の直江の部屋は、少し余裕を持って眺められた。
あまり家には帰らないというだけあって、生活感はあまりない。
それでもキッチンには、台所用品が一式、揃っていた。
どれも使い勝手がよくて、高耶の両手もスムーズに動く。
酔っ払いの作った味の濃いつまみ料理を居間のテーブルに並べて、高耶は缶チューハイのプルトップを開けた。
直江は茶色くて高そうな酒をグラスに入れて持ってくる。
"二次会"は始まった。
とりとめもないことばかりだけど、会話は尽きない。
互いに、意識をするような素振りは決して見せなかった。
高耶は内心、何かが起きてしまうような気もしたけど、直江なら絶対に何もしてこないような気がしていた。
あまり家には帰らないというだけあって、生活感はあまりない。
それでもキッチンには、台所用品が一式、揃っていた。
どれも使い勝手がよくて、高耶の両手もスムーズに動く。
酔っ払いの作った味の濃いつまみ料理を居間のテーブルに並べて、高耶は缶チューハイのプルトップを開けた。
直江は茶色くて高そうな酒をグラスに入れて持ってくる。
"二次会"は始まった。
とりとめもないことばかりだけど、会話は尽きない。
互いに、意識をするような素振りは決して見せなかった。
高耶は内心、何かが起きてしまうような気もしたけど、直江なら絶対に何もしてこないような気がしていた。
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