◆ 朝食 01 ◆
2010年04月06日 (火)
「あれ、車は?」
またしてもたまたまエレベーターに乗り合わせた直江が、同じ一階で降りようとするから、高耶は思わず声を掛けた。
「朝食、食べる時間くらいはあるでしょう?」
振り返った直江は、目配せで言う。
「奢りますから」
と言っても、早朝から開いてる店なんて限られている。
ふたりはセルフ式のコーヒーチェーン店へと並んで入店した。
直江が遠慮はしないようにと言うから、高耶はサンドイッチをみっつ、飲み物も大きいサイズで頼んだ。
それらを机に並べて端からがっつき始める姿を、コーヒーしか頼まなかった直江は笑いながら見守る。
高耶は、まるで魔法のような速さで、テーブルの上をきれいに片付けた。
またしてもたまたまエレベーターに乗り合わせた直江が、同じ一階で降りようとするから、高耶は思わず声を掛けた。
「朝食、食べる時間くらいはあるでしょう?」
振り返った直江は、目配せで言う。
「奢りますから」
と言っても、早朝から開いてる店なんて限られている。
ふたりはセルフ式のコーヒーチェーン店へと並んで入店した。
直江が遠慮はしないようにと言うから、高耶はサンドイッチをみっつ、飲み物も大きいサイズで頼んだ。
それらを机に並べて端からがっつき始める姿を、コーヒーしか頼まなかった直江は笑いながら見守る。
高耶は、まるで魔法のような速さで、テーブルの上をきれいに片付けた。
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